症状回復までの治癒の過程について

本ページではあなたの症状がどのよう過程を経て改善していくのか、治癒の過程についてお伝えします。

安静期(悪化)

体内では生命兆候(血圧・脈拍・体温・睡眠・食欲)に影響が出て、繊細な観察が必要となります。炎症や組織破壊が起こっており、下記のような状態になっていることが多くあります。

状態

  • 何をやっても辛い状態。
  • 自分では何もできない状態。
  • 寝られない。食べられない。笑えない状態。

このような状態になっているときは以下のような対処法をお勧めしています。

対処法

  • 身体を休める。
  • 現状に逆らわない。
  • 治療計画に沿う。

修復期(悪化停止)

体内では修復スイッチが入る頃です。この過程では下記のような状態になっていることが多くあります。

状態

  • 少し楽な時間が出てくる。
  • 安静にしていると、楽な時間が出てくる。
  • 基本動作(曲げる・伸ばす・ひねる)ができはじめる。

このような状態になっているときは以下のような対処法をお勧めしています。

対処法

  • 自分だけで頑張らない。
  • 人や物の手を借りる。
  • 良い面に気づく。

安定期(上向き)

体内では修復がどんどん進む頃です。この過程では下記のような状態になっていることが多くあります。

状態

  • 楽な時間が増えてくる。
  • 基本動作はできるが、日常動作(座る・立つ・歩く・階段)に支障。
  • 「○○できるかも」という希望が見えてくる。

このような状態になっているときは以下のような対処法をお勧めしています。

対処法

  • 食べる。寝る。笑う。
  • 良い面を認める。
  • 感謝する。

積極期(上向き・顕著)

体内では修復が完了し、組織細胞の置き換えが始まる頃です。この過程では下記のような状態になっていることが多くあります。

状態

  • ゆっくりなら対応できる。
  • 複合動作(しゃがむ・抱える・運転する)もできるようになるが、素早さに対応できない。
  • 社会的活動(仕事・家事など)に何とか合流。
  • 「治りそう」という自信が出てくる。

このような状態になっているときは以下のような対処法をお勧めしています。

対処法

  • あわてない。
  • 自己判断しない。
  • 途中でやめない。
  • 恐れない。

安心期(回復)

体内では組織細胞レベルで治癒が完了する頃です。この過程では下記のような状態になっていることが多くあります。

状態

  • 社会生活に合流できるが、持続時間に支障がある。
  • やりすぎるとややぶり返す。
  • 「治る!」という確信が出てくる。
  • 「あれもやってみたい」という欲が出てくる。

このような状態になっているときは以下のような対処法をお勧めしています。

対処法

  • 完了させる。
  • 忘れる。

充実期(変身)

体内では新しい自分を構築する時期です。この過程では下記のような状態になっていることが多くあります。

状態

  • 「もっと○○したい!なりたい」意欲にあふれる。
  • 毎日が充実感にあふれ、病気が逃げてゆく。

このような状態になっているときは以下のような対処法をお勧めしています。

対処法

  • 自慢する(笑)

 

いかがでしたでしょうか?

改善のステップには段階ごとに異なる対処法が必要となります。当院では問診でしっかりとあなたの状態を確かめ、状態ごとの治療法を提案していきます。「もし今私はどの段階だろう?」と思いましたら、お気軽にご相談ください。